トレカブームの影響もあり、さまざまなオリパが販売されています。その中で、「オリパで詐欺に遭った」などのうわさも耳にします。また「オリパ自体が違法なのでは？」との声も上がっています。
賛否両論のあるオリパ！しかし、オリパは非常に魅力的な商品です。オリパを安全に利用するために「オリパで詐欺に遭うのか？」「悪質なオンラインオリパの見分け方」「オリパは違法なのか？」について解説しますので、参考にしてください。
オリパで詐欺に遭うことはあるの？
オリパで詐欺に遭うことはあるのでしょうか？結論から言いますと、詐欺に遭う可能性はあります。詐欺に遭うケースの多くは「個人販売のオリパ」のようです。逆に、法人が運営しているオンラインオリパは安全に利用できますので、その2点について解説していきます。
オリパで詐欺に遭ったケースのほとんどが個人販売
BASEやメルカリなどで個人販売しているオリパの利用は避けた方がいいのです。その理由として、オリパは非公式のオリジナルパックになっているからです。そのため、当選確率や当選したカードが無事配達されるかどうかが不透明なのでリスクがあります。
個人販売でオリパを購入したものの、「当たらない」「カードが届かない」「内容が違う」などのトラブルをSNSで見かけます。オリパを購入するなら、個人販売ではなく法人や大手ショップがおすすめです。
個人販売は危険！法人が運営しているオンラインオリパを利用しよう
法人が運営しているオンラインオリパなら安心して利用できます。安心して利用できる理由として、これらの項目があげられます。
- 運営会社がしっかりしている
- 法人は社会的信用がある
法人を設立するには、それなりの信用と資金が必要です。法人の資格を持っている運営会社は経営がしっかりしています。そのため、個人販売店のような詐欺行為をする可能性が低いのです。
詐欺行為がバレてしまうと、社会的信用を失います。法人が運営しているオンラインオリパサイトが、詐欺行為をするはずがありません。
法人が運営しているオリパサイトを選ぶことで、オンラインオリパを安心して利用できます。
悪質なオンラインオリパを見分ける方法
- 個人ではなく、法人が販売しているか
- 古物商の認可を受けているか
- 当たりの枚数がきちんと明記されているか
- 還元率が極端に低くないか
- 口コミ・評判が悪くないか
個人ではなく法人が販売しているか
個人販売の全てがダメではありません。しかし、法人が販売しているオリパサイトを利用する方が、安心して楽しめます。運営している規模も違うので、取り扱っているオリパの種類にも違いがありますし、当たりの数にも違いがあるでしょう。法人は社会的信用も高く運営もしっかりしているので、トラブルが発生した場合の対応もきちんとしています。
古物商の認可を受けているか
オリパでは、中古のトレカを仕入れ販売しています。仕入れたトレカを販売するには、古物商営業許可が必要です。許可を受けていることは、きちんとした手続きに基づき運営している証明になるので、購入する際に安心して利用できるでしょう。
当たりの枚数がきちんと明記されているか
オンラインオリパでは当たり枚数が明記されています。また、総販売口数も記載されており、あと何口残っているかひと目でわかります。
しかし、悪質なサイトではこれらの情報が明確でない場合があります。そのようなサイトでは、そもそも当たりが無いケースもありますので注意が必要です。
還元率が極端に低くないか
オリパでは還元率が設定されており、還元率によりオリパサイトが優良かどうかの判断材料になります。一般的な還元率は80%〜90%と言われているので、その数値より極端に低い場合には注意が必要です。
口コミ・評判が悪くないか
優良なオリパサイトを選ぶ際に、最も有効な情報源として口コミ・評価があります。実際に利用しているユーザーからの口コミは、オリパサイトを選ぶ際の重要な情報です。良い口コミ・評判のオリパサイトを選ぶことで、安心して遊べるオリパサイトに出会えるはずです。
そもそもオリパは違法なの？
「オリパは違法」などのうわさを耳にしますが、実際どうなのでしょうか？
オリパは違法ではない
オリパは違法ではありません。違法かどうかの判断材料として、「景品表示法」や「賭博罪」などがあげられます。しかし、オリパはいずれの法律も犯していませんので、違法にならないのです。それではそれぞれの法律について考えていきましょう。
景品表示法違反にあたるの？
景品表示法でオリパが該当しそうな箇所を抜粋しましたので考えてみましょう。
第五条事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。
一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの引用元 不当景品類及び不当表示防止法より抜粋
オリパは景品表示法違反にはなりません。景品表示法とは、質の悪い商品やサービスを「実際より良く見せたり」「課題な景品をつけて販売」した場合、消費者がそれらの誤った情報につられて商品やサービスを購入し不利益が生じた場合に適用されます。
オリパでは、商品やサービス内容の価格などを偽って販売していないので、景品表示法違反には問われないのです。しかし、取り扱っているカードが中古品で傷や汚れがある場合、「質の悪い商品では？」と考える人もいますが、その傷や汚れにより不利益が生じているわけではないので問題ないでしょう。
また、当たり枚数や総販売口数も明確に表記しているので、景品表示法違反には当てはまらないのです。
賭博罪になるの？
オリパは賭博罪にも問われません。賭博罪の論点として「偶然の勝敗により財物や財産上の利益の得喪を争う行為」とされています。
公式価格では、トレカは1枚約30円で販売されています。カードの種類により、レアカードなどの高額なトレカもあります。
高額なトレカを手に入れられるので「利益を得ている」と感じるかもしれませんが、あくまでもプレイヤー間での価値です。これらの価値は、公的な価値とは言えません。したがって、オリパは賭博罪には該当しないと言えます。
オリパの個人販売では詐欺に遭わないよう注意が必要！
オリパはショップ独自で販売される非公式パックです。当たり確率もサイトにより異なるので「違法なのでは？」などと良く耳にします。
個人販売でオリパを購入した人が、「当たらない」「カードが届かない」などのトラブルが発生しており、詐欺の被害にあっている口コミもみかけます。
しかし、きちんと運営されているオリパサイトでは、このような詐欺行為は発生していません。オリパを購入する際には、個人販売でなく法人が運営するオリパサイトを選ぶことをおすすめします。
法人は社会的信用もあるので、運営体制もしっかりとしているでしょう。安心してオリパを楽しむには、運営体制がしっかりしているオリパサイトを利用する必要があります。
詐欺に遭わないよう、安心して利用できるオリパサイトを見つけましょう。
